育児/子ども

氷を食べる病気は子供のストレスのサイン?

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暑い季節には、冷たいものを欲しくなりますね。

例えばかき氷は暑さを忘れさせてくれる食べ物の代表です。

かき氷だけじゃありません。

冷た~~い氷を口に含んでガリガリ食べて、暑さをしのぐ。

冷たいジュースは氷まで残さず飲む。

夏によく見かける自然な光景<ですね。

子どもならなおさらです。

「氷ちょうだい!」

冷凍庫から氷を出して子どもの口にポンと放り込む…

うんうん、よくある…とうなずいている人も多いでしょう。

でも、我慢が出来ず「食べ過ぎじゃない?」と感じるほどの氷を食べる子はいませんか?

どこかおかしいんじゃないかしら?

病気じゃないかしら

…と心配になりますね。

子どもが氷を食べ過ぎる行動

これは病気なのでしょうか?

子供が氷をたくさん食べる これって病気?

氷食症

暑い夏、子どもが氷を欲しがるのはおかしなことではありません。

食べ過ぎて何が悪いの?と思う人もいるかもしれませんね。

はたして「症」とつくほどの深刻なものなのでしょうか?

氷が欲しくて我慢できず大量に食べてしまう病気

氷食症

実は体が出しているSOSのサインなのです。

子どもは体が小さいので、影響が大きくでます。

健康のことを考えると、早目に対処することが必要です。

どうして氷を食べたくなるの?

氷を食べ過ぎるとどうなるの?

氷食症の原因と対策について見てみましょう。

氷食症ってどんな病気?

土や紙、髪の毛や爪など、栄養価のないものを無性に食べたくなってしまう症状異食症と呼びます。

異食症の中でも、無性に氷を食べたくなってしまう症状を氷食症といいます。

夏場はかき氷など氷菓を食べる機会が多いですが、涼をとるために食べることには問題がありません。

ただ「食べることをやめられない」となると、氷食症の疑いがあります。

氷食症には次のような傾向があります。

氷食症チェック

  • 無性に氷を食べたくなり、1日に製氷皿1皿以上の氷を食べる。
  • めまいや立ちくらみを感じることがある。
  • 口の中が熱く、乾いたように感じ冷たいものを欲しくなる。
  • 体がだるく疲れやすい。
  • 顔色が良くない
  • 寝つきが悪く、寝起きが良くない。

この症状に心当たりのある場合は、もしかすると氷食症かもしれません。

鉄分不足と氷の関係

異食症の原因には、栄養障害精神的ストレスなどが上げられます。

氷食症の原因は、栄養障害

鉄欠乏性貧血・鉄欠乏症です。

つまり、体内の鉄分が不足しているのが原因なんですね。

鉄分が不足すると、どうして氷を食べたくなるのでしょう?

鉄分が不足すると血液中の赤血球が不足します。

赤血球は体中に酸素や栄養を運ぶ重要な働きをしています。

それが不足することで自律神経の働きを乱してしまいます

すると体温調節ができなくなり、体の中でも比較的体温の高い口の中の温度が上がるため、氷が欲しくなる…と言われています。

また、

  • 鉄欠乏症で食べ物のし好が変わった
  • 強迫性障害の一つ

…とも言われていて、氷食症の原因は、実はまだまだ解明されていません

子供が氷食症になったら?

最近は氷食症になる子どもが増えています。

特に夏場は食欲が落ちて、栄養が偏りがちになってしまいますね。

食生活の偏りが貧血を引き起こし、氷食症の原因になっているかもしれません。

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氷食症がひどくなると…

原因が貧血…とわかると「よくあることだし」と放置してしまいがちです。

では、氷食症を放っておくとどうなるのでしょう?

貧血の症状がひどくなると、代謝が悪くなり、冷え性になります。

冷え症は肩こりや頭痛を引き起こし、寝つきや寝起きが悪くなり、常にイライラ、気持ちが不安定になってしまいます。

冷え症がひどくなると、免疫力が極端に低下し、風邪をひきやすくなり、治りにくくなります。

アレルギー症状を引き起こし、発疹や肌荒れに悩まされるようになります。

めまいや立ちくらみで、体を起こすことも辛く感じるようになります。

…怖くないですか?

氷食症、放っておいてはいけませんね。

氷食症の症状チェックで「もしかして?」と感じた人は、病院で血液検査を受けましょう。

鉄欠乏症は早目に対処すると早く改善します。

貧血の治療をしよう!

子どもは、体が不調でも、どんな状態なのか自分で上手に説明できないことがあります。

氷食症の症状に思いあたることがあれば、病院に相談して早目に対処しましょう。

病院で血液検査をして「鉄欠乏症」と診断されると、鉄剤を処方されます。

鉄剤を1日1~2回、1か月ほど服用すると、鉄欠乏症が改善され、氷食症も改善されます。

実際は再発予防のために3~4か月鉄剤を飲むことが必要です。

ただ、鉄剤は、便秘や下痢などの副作用を引き起こすことがあります。

副作用がひどい場合には、注射での鉄剤投与も出来ますよ。

治療方法は医師と相談してくださいね。

氷食症を改善する

氷食症を改善するには、鉄分をしっかりと摂ることが必要です。

食生活はここに注意

氷食症を改善予防するには貧血にならない食生活を心掛けることが大切です。

まず、鉄分の多い食材を摂るようにしましょう。

その時に、鉄の吸収を助ける食べ物も一緒に摂ることがポイントです。

鉄の吸収を助けるのはビタミンCです。ビタミンCは生野菜や果物類に多く含まれています。

鉄分をしっかり摂ると赤血球も正常に働きますね。

その赤血球の働きを助けるタンパク質もしっかり摂るようにすると、貧血対策はバッチリです。

鉄分の多い食材には次のようなものがあります。

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子どもの苦手そうな食材が多いですね。

そこはひと工夫!

  • 油揚げとヒジキたっぷりの炊き込みご飯で食べやすくする。
  • おやつに黄粉や牛乳をたっぷり使う。
  • 小松菜や切干大根をハンバーグに混ぜる

鉄を含んだサプリメントを飲むのも、予防になりますね。

子供のストレスにも気を配る

異食症は、子どもに多く見られる症状です。

おもちゃをかじってしまう、爪かむなどの行動は幼児期によくみられる行動ですね。

通常は精神面が成長するとともに異食行動は見られなくなります。

でも、成長してからも、ストレスや不安かを感じることがあると異食行動が出てしまうことも…

氷食症も、爪の代わりに氷を食べることで安心感を得ているケースも見られます。

ストレスが原因の氷食症は、子どもとしっかりむきあうことで改善する場合もあるようです。

特に9歳くらいまで、年齢を、いつつ、むっつ、ここのつ…のように「○○つ」と数えられる年齢の子どもは抱きしめられることで安心感を得られるといわれています。

「あなたが大好きだよ」と、抱きしめて伝えてあげるとよいですね。

心配な場合には、健康の面でも心の面でも、小児科で相談してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

氷を食べ過ぎのような気がするけど、大丈夫?と心配していた皆さん、参考になったでしょうか?

氷食症チェックをしてみて、「ここまではひどくないけど…」という人も、貧血を防ぐ食生活に改善してみてください。

夏バテを防いで、元気に夏を過ごすことができますよ!

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