酉の市の熊手の由来と飾り方は? 返し方や処分も知っておきましょう!

   

11月の行事といえば、酉の市

気温も下がってきて、冬が近いことを感じさせてくれます。

華やかな熊手が並びますが、酉の市の意味はご存じでしたか?

また、熊手を持ち帰ってからの飾り方にも、ご注意を!

飾り方を間違うと、せっかくの福も逃げてしまいます。

毎年の酉の市を楽しむために、返し方と処分の仕方も覚えておきましょう♪

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酉の市の熊手とは?

酉の市は、江戸時代から、関東地方を中心に少しずつ広がりました。
最初は、鳥を奉納する「収穫祭」だったんです。

収穫祭ということで、ハロウィンやオクトーバーフェストと似た意味合いのイベントなんですね。
奉納をする人々を相手に、農機具、農作物、古着などの露店が並びました。
その中に、実用品の熊手もあったんです。

その後、落ち葉をかき集める熊手が、

「運をかき込む」

「金銀をかき集める」

「福をかき込む」

と発展し、縁起物の飾りが付いて、いまの華やかな熊手になりました。

「三の酉まである年は火事が多い」

よく言われる言葉ですが、これには諸説あります。

  • 寒くなり、火を使うことが多くなる。また、空気が乾燥してくるので、「火事になりやすい。気を付けよう」という意味から。
  • 江戸の酉の市の中心は、浅草でした。近くに吉原の遊郭があったため、「男たちが足を運ばずに早く帰ってくるように」という意味合い。
  • 1657年1月18日から2日間にわたり、「明暦の大火」がありました。
    「「明暦の大火」の年が、三の酉まである年だった」という説。

いずれにしても、江戸は、何度も大火で広く焼失しています。
「火事と喧嘩は江戸の華」ということわざにも表れていますね。

2016年は、11月11日(金)・23日(水)

と、二の酉までです。

酉の市の熊手の飾り方は?

買ってきた熊手は、どこに飾っても良いわけではありません。
福をたくさん呼べるように飾りましょう!

位置や方角

目線より高いところに飾る

玄関なら入り口に向けて飾りましょう。

北以外の方角に向ける

欲しい運によって、方角が変わります。

東→仕事運

南→地位・名誉運

西→金運

合格祈願は、受かりたい学校の方角へ向けて。

その年の恵方(吉方)に向けても良いです。
2016年の酉の市の熊手は、2017年の恵方に向けます。

2017年の恵方は、北北西やや右(微北)。
北と北北西の間、ほぼ北北西です。

ほかにも、飾る場所については、次の点に気をつけましょう。

  • お寺で購入した熊手は仏壇へ。神社で購入したら神棚へ。
  • ほかのグッズを、あまりたくさん並べない。
  • トイレ、ゴミ置き場付近は避ける。
  • 部屋の角は避ける。
  • 高い位置でも、天井に付かないよう、余裕を持たせる。

「酉の市で買った熊手は、年末に飾った方がいいの?

と思っている方もみえるかもしれません。

買ったらすぐに飾ってください。

次の年の酉の市まで、大事に祀りましょう。


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いまは、神棚がないお家も多いかもしれません。

適切な場所で整頓されていれば普通の棚でもいいのですが、簡単な神棚なら自作できますよ。

なかなか立派な神棚です!
段差がポイントですね♪

セットでも販売されていますよ。

酉の市の熊手は返す?処分する?

返すものは?

寺社に返すものは、そこで買った、お札や熊手守りなど、祈祷してあるものだけです。
次の年に、熊手納め所へお返しし、浄めてもらいます。

酉の市に行けなかったときは、12月初めの酉の日に、お札納め所へ持って行っても。
できるだけ年内に納めましょう。

その日も逃してしまったら、小さなものは、最寄りの神社の年末年始のお焚き上げに。
お賽銭を添え、感謝の気持ちを込めて返します。

処分するときは?

熊手屋さんで買った縁起物の熊手は、ごみとして分別して捨ててもいいんです。
大きなものは、できるだけ小さく分解しましょう。

ポイと捨てるなんて!と気になる方は、捨てる前にこんなお浄めを。

  1. 新聞紙を広げ、その上に熊手を置く。
  2. 塩小皿一盛りを用意し、熊手の左、右、左の順に3回振りかける。
  3. そのまま新聞紙でくるんで処分します。

素敵な熊手や、値段も相応だった熊手だと、捨てるのはもったいない気がしますね。
でも、毎年大きくして福を呼び込みたいもの。

写真に残しておくのも、アリではないでしょうか?

まとめ

酉の市は、全国的な行事と思っていた方も多いのでは?
関東が発祥で広まったんですね。

古い熊手の片付け方の作法も難しくないですね。
年末を迎える前に、準備を整えておきましょう。

一年の締めくくり、熊手も新しくして、新年を迎えられますように♪

 

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