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初詣の参拝の仕方 お寺の作法と御利益は?

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みなさんは、神社とお寺、どちらに初詣に行かれますか?

関東での初詣でお寺といえば、

千葉の「成田山新勝寺」

神奈川の「川崎大師」

台東区の「浅草寺」

などが有名です。

日本に仏教が伝来してから、神道と対立した時期もありましたが、仏様も

「渡来してきた新しい神様」

と考えられ、私たちの生活に入ってきました。

明治の初めまでは、神社とお寺はハッキリと区別されてきませんでした。

初詣はもともと神道の儀礼でしたが、そんな歴史もあって、いまでは神社とお寺のどちらで初詣をするか、あまり意識されなくなっていますね

とはいえ、お寺での初詣は神社とはまた別の作法もあります。

お寺での初詣について気をつけることと、御利益を存分に授かるための参拝の仕方について紹介します。

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初詣 お寺での作法は?

仏教での初詣の作法は、二つの点で神社での作法とは違います。
しっかり頭に入れておきましょう。

神社での初詣の参拝作法は、こちらの記事をご覧ください。

初詣の作法 神社の場合はどうする? 正しく知って最高のご利益を!

献灯・献香を行う

神社に無くてお寺にあるものといえば、燭台や香炉です。

ロウソクは、暗い世界を明るく照らし、正しい方向へ導いてもらうために灯します。

お線香は、仏様を供養するため、煙によって邪気を祓って清らかな体になるために立てると言われています。

お線香の煙を浴びている人をよく見かけますが、参拝の前に体を綺麗にするためなんですね。

手水舎で身を清めたあと、ロウソクと線香を立てて煙を浴びるのが正しい順序です。

献香

ただし、お寺の中には献灯・献香を禁止しているところもあります。
注意書きをよく確認しておきましょう。

祈願のときは合掌をする

神社では、二礼二拍手一礼が基本でしたね。
お寺では二礼二拍手の代わりに合掌を行います。

合掌は仏教では深い尊敬を表す行為
二礼二拍手と同じ意味を持ちます。

胸の前で手を合わせ、静かに目を閉じてお祈りをしてください。

お寺で初詣なら本尊も知ろう!

観音様

神社では「○○の神様」と祀っていることが多いので、御利益が分かりやすいですね。

お寺で祀られている仏様は「○○菩薩」「○○観音」と、字だけではどんな御利益があるのか、すぐにはピンとこないことも

お寺では、礼拝の対象として安置されている最も重要な仏様のことを「本尊」といいます。

お寺によって、祀られている仏様はそれぞれ違います。

一年の目標や願い事によって、初詣に行くお寺を決めれば、いっそうの御利益が得られそうですね。

初詣に人気なお寺の本尊と、御利益をまとめてみました。

成田山新勝寺

御本尊は不動明王。

目標に向かって一心に努力する人に対して、救済の手を差し伸べる仏様 。

煩悩や迷いがあれば厳しく断ち切ってくださいます。
家内安全、商売繁盛、厄除けなどを祈願しましょう。

川崎大師平間寺

御本尊は弘法大師(空海)。

真言宗の開祖として、よく知られていますね。

身分に関係なく誰でも勉強ができる「綜芸種智院」を建立されたことでも有名です。

厄除け、家内安全、商売繁盛、病気平癒、心願成就、学業成就などを祈願しましょう。

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1813年に、江戸幕府11代将軍の徳川家斉が厄除けの参拝をしたことから、厄除け大師としても有名になったといわれています。

浅草寺

御本尊は聖観音。

つねに見守ってくださり、救済の声があればすぐに手を差し伸べてくださる仏様

優しい顔立ちをしているのが特徴ですね。

苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運などを祈願します。

姿の見えない神様を祀る神社と違って、お寺では仏様(=仏像)を見ることができます。

仏様の表情や雰囲気を感じ取ることができるのも、お寺ならではの良さと言えます。

仏様に向かって一年の目標や決意を伝えることで、ほどよい緊張感がうまれ、気持ちも強まることでしょう。

受験を控えている学生さんや親御さんには、各地の学問の神様の記事も参考にしてみてください。

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初詣にお寺ならではの行事を!

除夜の鐘

お寺ならではの初詣の行事といえば、いうまでもなく、

除夜の鐘

ですね。

煩悩を追い払うために鳴らす除夜の鐘ですが、音を聞くと「年末だな〜」としみじみします。

なんだか落ち着いた気持ちになるから不思議ですね。

護摩法要

また、元旦の0時から元朝大護摩供御祈願などの法要を行うお寺もあります。

元朝大護摩供とは、本尊のご宝前で大勢の信徒が一年の無病息災や国家安穏を祈願して参拝する行事です。

太鼓を鳴らしながら、僧侶たちが一同に会すシーンは圧巻です。

参加したい場合は、大晦日のうちに受付を済ませる必要があります。
早めにお寺に着くように出発しましょう。

二年参り

大晦日にお寺に参拝して除夜の鐘を聞き、新年を迎えるころに初詣、引き続いて元旦にまた参拝する「二年参り」をするのもいいですね。

二年参りについては初耳という人もみえるかもしれません。

より御利益が増すともいわれています。

大晦日にお参りするのは、一年間の感謝その年の願掛けへのお礼をします。

年明けのお参りで、新たな願掛けをするんですね。

私たちは、神頼みはしても感謝の念を忘れがち。

いつも頼み事ばかりで、お礼のひとつもしない人には、あまり助け舟を出す気になりませんよね?

そんな人でも分け隔てなく助けるのが神様・仏様なんだ、という考えもあるかもしれません。

でも、願い事ばかりする中に「ありがとうございました」とお礼する人がいれば、きっと目に止まることでしょう。

財を成した人の多くは、参拝するときは、「願い事よりも感謝」をするのが秘訣と語っています。

信じるか信じないかはあなた次第♪

電車やバスなど、大晦日から元日にかけて、深夜でも増発する公共交通機関もありますが、無理のない移動の予定を立てましょう。

神社とお寺のそれぞれで初詣をしてもかまいませんよ。
作法に気を配って参拝してみてください。

神社とはまた別の、落ち着いた気持ちで新年を迎えられることでしょう。

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